国際医療福祉促進学会

international Society for the Promotion of Medical Welfare
理念
ハーバード大学教授イチロー・カワチらの最近の社会疫学研究により所得格差のみならず社会格差が健康格差を生み出す原因であることが分かってきた。健康格差は更なる健康格差の悪循環を生む可能性があり、地球規模で取り組むべく課題である。幸い我々日本人は、先進国の中では社会格差、健康格差が少なく、世界的長寿国の地位を得ている。この我々の文化、民度、医療福祉における技術・知識は、世界に伝承すべきものであると考える。我々の理念は、世界中の人たちに対して、この我らが日本の良いところを、医療福祉と言う面から提供することで、世界のおける健康格差の是正につながり、世界全体での健康寿命の遷延、ひいては世界平和への礎となると信じて、世界へ向けて貢献の輪を広げていくことである。

目的

1. 日本の医療技術・知識、医療運営の世界への輸出
日本の医療技術・知識を世界に輸出する。輸出先での医療経営の教育、改善や人材提供・人材育成などソフト面などのコンサルティング
2. 海外から日本を訪れる人への医療の提供
海外から日本へ訪れる観光客へ対して日本の医療を提供する。その人の環境的・社会的・経済的背景並びに価値観に応じて全ての人に健康と幸福と社会的支援のためのプランを個別具体期に提案する。また、サプリメントをはじめとする健康食品や化粧品などに関しての正しい知識を提供することで、日本の本当に良いものを世界に提案するためのサポートを行う
3. 海外からの医療資源の輸入
看護師、介護士の不足を補うため、海外からこれら人的資源の輸入を促進すべく、環境の整備、教育の充実、援助体制の確保などを確立する
4. 絶対的貧困地域へのボランティア活動
アジア圏だけみても未だに1日の生活費が1ドルに満たない地域も存在する。そのような絶対的貧困地域への支援を行うことで、世界における健康寿命のボトムアップをはかる。 これらを通じてアジア圏を中心として世界全体での健康寿命の遷延を目指すと同時に、医療福祉と言うテーマを通して各国間の連携を図り平和に貢献する

組織概要

国際医療福祉連携促進学会
International Academy for promotion of the network of health and welfare
会長 脇坂あきら
医師、医学博士、元杏林大学医学部教授、NPO法人シルバーシールドジャパン
副会長 亀井勉
医師、医学博士、長崎大学産官連携戦略本部教授、一般社団法人
顧問 大澤隆之
医師、公衆衛生学修士(専門職)、一般社団法人ARKHE理事長

挨拶

資本主義社会は世界に富をもたらしたが、その一方で所得格差や教育などを含めた社会格差は広がる一方である。 我々に必要なことは、現在の自由競争の原理を受け入れつつも、社会的・環境的に恵まれない状況におかれた人へ対する支援を行っていくことである。 私は、医師として、日本人として、この国の素晴らしき技術・知識・民度・文化に基づいた医療福祉の在り方について世界各国に提案し、世界中の健康格差の是正を担うべき第一人者として世界に貢献することを誓います。 いつか同じような志を持った人たちが世界各国から現れて、連携していけることを心より望んでいます。